こんなところに日本人に出たルーガイの作り方です!

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『こんなところに日本人』で出たルガイユの作り方です。
以前の記事にも書きましたが、改めまして、レユニオン島料理の付け合わせには欠かせないルガイユ(ルーガイ)〜rougail〜

さて、改めましてルガイユとは…。

このお弁当の脇をよーく見てみてください。

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全てのお弁当に添えてある赤や緑のものはルガイユです!

どんなクレオール料理にもルガイユは欠かせない存在♫

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こちらのクレオール料理のブュッフェの写真の手前にあるのも全部辛いルガイユです。

レユニオン島(クレオール料理)にとって、
rougail〜ルガイユ〜がいかに大切かということを見に染みて感じさせられましたので、
今日は皆様にルガイユについて詳しく知ってもらいたいと思い書いています。

まず、rougailルガイユ(現地の人が発音するとルーガイに聞こえます。)の語源は、
レユニオン島のカレーの、cari(カリ)と同じように、インド起源のタミル語からきているようです。

このrougailルガイユ!!!少しややこしくて、
大きく分けると2種類あります。

一つはレユニオン島料理の付け合わせとして(福神漬けのような位置づけ)火を通さずにつくる、辛い漬物のようなもの。

上の写真のお弁当のルガイユはこれにあたります。



もう一つは!!香り高い辛みのある煮込み料理としたもの。

この二つまったく別物なのですが、共通しているのは唐辛子を入れる事です。

①冷たいトマトのルガイユの作り方
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材料:(約2人分)
玉ねぎ:4分の一個(約50g)→私は、生の玉ねぎが嫌いなので入れません…。
赤か青唐辛子(生):1~2本
トマト:1個(約200g)
塩:小さじ半
サラダ油大さじ1
あればコブミカンの皮を少々
(コブミカンの香りは独特で、日本ではあまり見かけませんがレユニオン島では生で売られていて皮を細かく切って使います)

パクチーを入れても美味しい
レモンの絞り汁を入れるとさっぱりします。


〜必要な道具〜
乳鉢
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レユニオン島でよく使われる乳鉢は石のこのようなものです。

タマネギは細かいみじん切りに、トマトもみじんに切る。
唐辛子は、乳鉢があれば塩と共に細かくすり潰す。
生の青唐辛子を使うことが多いです。
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青唐辛子とショウガや塩がすでに混ぜてある便利な市販品も売っています。

無ければ細かいみじん切りをする。
あとで、全部スプーン等で混ぜて完成。

※トマトの代わりにアボガドをいれたら、アボガドのルガイユ、レモンを細かく切って入れたらレモンのルガイユ、なんでもルガイユになっちゃいます!


Le rougail saucisse
(ルガイユ スシス)ソーセージのルガイユ
4~6人分
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生のソーセージ1キロ

*(あれば、燻製のソーセージを生のソーセージと合わせて1キロくらいになるように準備すると更に美味しい!)

食用油大さじ3

タマネギ2個

ニンニク2かけ

ショウガ1かけ

トマト1キロ

ターメリック小さじ1

生の青トウガラシ1本

1. 輪切りにしたソーセージを油でいため、取り出しておく。
2. ソーセージをいためた油で、皮をむいて薄切りにしたタマネギ、つぶしたニンニク、ターメリックをいためる。
3. 小さめのサイコロ状に切ったトマトと1のソーセージを加えて火を弱める。つぶしたトウガラシとすりおろしたショウガを加え、蓋をして弱火で10分煮込んで完成。
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29日のお昼ご飯の病院食はこの、ルガイユ スシスでした。
ソーセージは切られていない1本丸ごとで、こんな作り方があるんだなぁと思いました!


日本でルガイユを作る場合、このようなパウダーで辛みをつけてもいいと思います。

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手塚とおるさん、とっても優しい方でした!
サイン頂きました、遠いところまで探しに来てくださって嬉しかったです。
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