Bonne année !レユニオン島料理に欠かせないルガイユについて☆
年末年始は、病院食としてレユニオン島料理(クレオール料理)を食べていました。
実は12月29日の夜22時12分に男の子を出産し、3日間レユニオン島の大学病院に入院していました。
海外での出産で、不安な事も沢山あり、無事に産まれるまでは話さずにいましたが、
2018年1月1日、晴れて退院してくることができました。
皆様、明けましておめでとうございます\( ˆoˆ )/
フランスの出産後の入院生活は短いと噂には聞いていましたが、3泊4日の短い体験でした。
一番印象的だったのは、病院食です。
28日の明け方3時頃陣痛かな?と思う子宮の収縮が始まり、車で病院に向かいました。
病院に着いてベットで陣痛の間隔を見ていましたが、
朝方、痛みがあまりなくなり、少し病院の周りを1時間くらいお散歩してきてみてと言われて、
お散歩の前に朝ごはんを頂きました。
さすがフランス。クロワッサンと紅茶でした。
これだけだと足りずにサンドイッチやカニカマなど買ってたべました。
その日は一日中病院の中を散歩したり、バランスボールに乗ったり。
おやつにクリスマスの残りのリンツのチョコレートを食べたり、グミを食べたりしながら、
過ごしました。
夜の19時くらいになって、このまま陣痛がこないようなら、破水させましょう!ということになり、破水させた後に10分間隔で強い痛みが。
フランスではほぼ無痛分娩なので、私も無痛分娩を希望していました。(無痛分娩でも出産にかかる費用もすべて無料です。)
が、麻酔を入れるのを我慢していたら、麻酔を入れる時間がなくなり、麻酔無しでの出産になりました!
産まれてすぐの赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。
その後2時間くらいは分娩台で赤ちゃんと旦那と3人でゆっくり。
出産中も通訳してもらいながら旦那にずっと立ち会ってもらい、出産後も個人病室にベットを持ってきてもらい、旦那が泊まってくれました。
翌日、
8時の朝ごはんは、パンとジャムのみ。
温かいコーヒーかチョコレート牛乳を選べました。
11時30分のお昼ごはんが一番しっかりしたメニューで、レユニオン島料理とパンとバターとサラダ、ヨーグルト、デザート。
飲み物は、水道水を飲んでとの事。
出産お祝いに、妊娠中食べてダメと言われていた、生ハムとチーズのコンテを買ってきてもらい、
盛り付けてみました!
19時の夜ごはんは、フランスの家庭料理のような、サーモンのクリームソース添えも出てきました!サーモンがとても食べたかったので本当に嬉しかったです。
病院食、普通のレユニオン島料理との違いを私はすぐに感じとりました!
それは、ニンニク入ってない事!
そして、レユニオン島料理の付け合わせには欠かせない、ルガイユ(ルーガイ)〜rougail〜
が付け合わせされていないという事!
さて、改めましてルガイユとは…。
このお弁当の脇をよーく見てみてください。
全てのお弁当に添えてある赤や緑のものはルガイユです!
どんなクレオール料理にもルガイユは欠かせない存在♫
こちらのクレオール料理のブュッフェの写真の手前にあるのも全部辛いルガイユです。
レユニオン島(クレオール料理)にとって、
rougail〜ルガイユ〜がいかに大切かということを見に染みて感じさせられましたので、
今日は皆様にルガイユについて詳しく知ってもらいたいと思い書いています。
まず、rougailルガイユ(現地の人が発音するとルーガイに聞こえます。)の語源は、
レユニオン島のカレーの、cari(カリ)と同じように、インド起源のタミル語からきているようです。
このrougailルガイユ!!!少しややこしくて、
大きく分けると2種類あります。
一つはレユニオン島料理の付け合わせとして(福神漬けのような位置づけ)火を通さずにつくる、辛い漬物のようなもの。
上の写真のお弁当のルガイユはこれにあたります。
もう一つは!!香り高い辛みのある煮込み料理としたもの。
この二つまったく別物なのですが、共通しているのは唐辛子を入れる事です。
①冷たいトマトのルガイユの作り方
材料:(約2人分)
玉ねぎ:4分の一個(約50g)→私は、生の玉ねぎが嫌いなので入れません…。
赤か青唐辛子(生):1~2本
トマト:1個(約200g)
塩:小さじ半
サラダ油大さじ1
あればコブミカンの皮を少々
(コブミカンの香りは独特で、日本ではあまり見かけませんがレユニオン島では生で売られていて皮を細かく切って使います)
パクチーを入れても美味しい
レモンの絞り汁を入れるとさっぱりします。
〜必要な道具〜
乳鉢
レユニオン島でよく使われる乳鉢は石のこのようなものです。
タマネギは細かいみじん切りに、トマトもみじんに切る。
唐辛子は、乳鉢があれば塩と共に細かくすり潰す。
生の青唐辛子を使うことが多いです。
青唐辛子とショウガや塩がすでに混ぜてある便利な市販品も売っています。
無ければ細かいみじん切りをする。
あとで、全部スプーン等で混ぜて完成。
※トマトの代わりにアボガドをいれたら、アボガドのルガイユ、レモンを細かく切って入れたらレモンのルガイユ、なんでもルガイユになっちゃいます!
Le rougail saucisse
(ルガイユ スシス)ソーセージのルガイユ
4~6人分
生のソーセージ1キロ
*(あれば、燻製のソーセージを生のソーセージと合わせて1キロくらいになるように準備すると更に美味しい!)
食用油大さじ3
タマネギ2個
ニンニク2かけ
ショウガ1かけ
トマト1キロ
ターメリック小さじ1
生の青トウガラシ1本
1. 輪切りにしたソーセージを油でいため、取り出しておく。
2. ソーセージをいためた油で、皮をむいて薄切りにしたタマネギ、つぶしたニンニク、ターメリックをいためる。
3. 小さめのサイコロ状に切ったトマトと1のソーセージを加えて火を弱める。つぶしたトウガラシとすりおろしたショウガを加え、蓋をして弱火で10分煮込んで完成。
29日のお昼ご飯の病院食はこの、ルガイユ スシスでした。
ソーセージは切られていない1本丸ごとで、こんな作り方があるんだなぁと思いました!
30日の病院食も、31日の病院食も1月1日のお昼ご飯も朝食以外は豪華で、フランスの病院食は質素だと聞いていたので、驚きました。
年末年始だったので、特別だったのかなぁ?
出産から15日が経ち、体もだいぶ回復してきました。
ただいまレユニオン島は台風の季節です!
日本でルガイユを作る場合、このようなパウダーで辛みをつけてもいいと思います。
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レユニオン島でお土産を買うなら♫
毎週金曜日と土曜日に行われている巨大マルシェがサンポールにあります。
今日は、日本へのお土産に買ったら喜ばれるのではないかなぁという物を色々アップしたいとおもいます。
①カレーのスパイス。
このお兄さんに懐いている鳥が可愛かったです。
色々なスパイスが小分けされて売られているのもいいです。
レユニオン島のカレーにはターメリックばかりを使いますが、マルシェではスパイスの種類が豊富です。
②バニラ
水分を含んでぷりぷりのバニラ。
日本で買うと、
本当に高いですよね…。
バニラには賞味期限がなく、
このようなバニラ専用の筒に入れ、風通しのよい日光の当たらない場所に保存しておけば長持ちします。
③カゴバック
④レユニオン島の衣類
風通しがよく夏にはぴったりのワンピースもたくさん売っています。
⑤パイナップルを綺麗に剥くナイフ
⑥スパイスをすりつぶすもの
これは、ちょっとお土産には重すぎるかもしれませんが…。
写真右にあるのはレユニオン島でカレーを作るときの鍋です。
⑦ラム酒の中に漬け込むもの
レユニオン島では、この乾燥したフル〜ツなどをラム酒に漬け込んで自分で作る人が多いようです。
⑧手作りの木箱
これも可愛いです。
これは、お店のお会計場所に置きたいなぁと思いました!
⑨ガラス製品
⑩写真やハガキ
まだまだ、おすすめのお土産が出てきそうでしたが、また次回マルシェに行ったときに見つけたいとおもいます。
レユニオン島のドードービール。
と同じ色合いのユニホーム
を着ているスタッフさん\(^^)/
やはり、サモサはマルシェでも人気です。
つまんで食べ歩きしながら見れるのもいいです!
サモサを手作りしてみました。
今回はチーズサモサを紹介します。
大きめの春巻き用のものを準備して4等分にきり。
細かく切られたエメンタールチーズを入れます。
日本で作るならミックスチーズで代用可能。
三角にパタパタ折って最後に片栗粉で溶いたお水でとめて完成。
普通、油で揚げますが、私は胃もたれするのでオーブンで焼きました。
レユニオン島の名物デザート、スイートポテトケーキも作ってみました。
〜Gâteau de patate douce 〜ガトー ドゥ パタットドゥース
①
まずは、1キロのさつまいもの皮をむき、
小さく切って、
バニラビーンズを取った、バニラのふさだけをお水と一緒に柔らかくなるまで煮ます。
柔らかくなったら、さつまいもだけをとり、つぶします。
温かいうちに、バター200gを入れて混ぜておきます。
②別のボールに、卵4コと砂糖130g、生クリーム200㎖、ラム酒30㎖、バニラビーンズをミキサーにかけます。
①と②を混ぜ合わせ、180度のオーブンで40分焼いたら完成です!
お友達に頂いた真っ青なマンゴーとバナナでしたが、太陽の光がたくさん当たる場所に置いていたらどんどん黄色くなってきました。
レユニオン島は、ただいま夏です。
夏ですが、クリスマスツリーは飾っています♫
12月1日から、クリスマスまでの日めくりカレンダー、アドベントカレンダー(Calendrier de l'Avent)で1日ずつお菓子を取り出していくのがワクワクです。
フランス語『A2』レベルの試験対策の為の学校がようやく11月いっぱいで終了し、12月は少しゆっくりです(^_^)
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お気に入りのもの。
フランスでは子供向けのテレビ番組で、日本のアニメ『アルプスの少女ハイジ』をカバーした3Dのハイジが放送されていて、人気があります。
妖怪ウォッチもこちらで放送されているんです!
このDVDは、先日Médiathèqueメディアテック(図書館よりもっとなんでもある公共施設)で借りてきた、本物の日本のアニメのハイジのフランス語バージョンです。
ハイジは、『アイディ』
ペーターは、『ピエール』
クララは、『クレール』
と、フランス語では呼び名がちょっと変わります。
この絵本は、ハイジ好きの私が小学生の時に、親友からお誕生日にもらったものなのですが、
今は娘のお気に入りの一冊になっています。
毎日寝る前にこの日本語のハイジの絵本を読んであげないと、眠れないようで、
同じ本を毎日読んでいるので、ボロボロになってしまいました。
ハイジのような心の澄んだ女の子になって欲しいので、娘がハイジ好きになってくれて、とても嬉しい!
私がハイジを好きになったのは、スイスの作家であるヨハンナ スピリさんの原作を読んだのがきっかけです。上、中、下巻があり、
途中から、ヨハンナ スピリさんのお弟子さんが続きをかくのですが、
ハイジとペーターが結婚したり、子供が産まれたりアニメでは見ることのできない成長の過程が読めます。
続いて、こちらも娘のお気に入りの一冊。
『おおかみと七ひきのこやぎ』
ご近所さんが廃品回収に出しそうになっている本を頂いてきたら、大ハマりでした♫
こちらは、フランス語バージョンのおおかみと七ひきのこやぎです。
こちらは、フランス語の体のことが詳しく書かれた本なのですが、
病院ごっこが好きな娘が、体について興味があるようです、気に入ってみています。
らんま
るろうに剣心のDVDもMédiathèqueで見つけたので借りてきました♫
最後に、最近私が購入してよかったと思うものを紹介します。
こちら、L`huile de ricin『ひまし油』というものです。
薬局で購入しました。
レユニオン島の紫外線は強く、最初の頃は、周りのフランス人があまり日焼け対策などせずにいるのを見て、私も気にせず無防備に外に出かけていたのですが…。
シミがっ!!出てきていて、しょうがないかなぁと諦めながら…
色々調べていたら、この『ひまし油』が良いと知りました。
毎晩寝る前に出てきたシミのところに塗っていたらどんどん薄くなっているんです☆
この、重曹とひまし油を混ぜて塗るといいとのことで一度試しましたが、翌日赤くなってしまって刺激が強すぎたので、
その後はひまし油のみを塗っています。
アマゾンさんから送料無料で購入できるのを見つけました♫
レユニオン島、毎日天気が良くてとても気持ちが良いのですが、やはり紫外線は怖いです(>_<)
毎週水曜日はお昼の11時15分で幼稚園が終わり、先生がバックの中にお昼ご飯を入れてくれて、
家に帰ってきて食べます。
今回は柔らかいパンにバターとハムが挟まれているものと、ジュースでした(^-^)
3歳児が食べるサイズにしては長いので、フランス人は3歳でも平均してこれくらいのパンを食べるのかな?と不思議に思っています。
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ナチュラル!
トトロが出てきそうな場所にピクニックに行きました。
山を登ること一時間…、
ナチュラルプールがっ!!
泳いでる人もいました♫
広島風お好み焼きを作ってピクニックに行くのにはまっています(^^)
みたらし団子も簡単に作れて、
納豆も作れるようになったのですが、
豆腐はまだ成功した事がないです!
どうにか、豆腐を作れるようになりたいです。
昨日、居心地の良い遊び場所をみつけました。
子供の遊び場とカフェと、
一緒になっているスペースで、飲み物など注文しながら、子供の遊ぶスペースにお金を払う事もなく、WiFiも使えて、長居できて…。
木の温もりを感じる快適な空間でした!
一緒にいて何故だかはっきりした理由はわからないけど、居心地がいい人がいるように、
なんとなーく、心落ち着く場所ってありますよね(^o^)
私が幸せを感じるときはきっと、そんな人や場所に出会った時なんだなぁ。と感じた1日でした♫
Bonne journée !
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レユニオン島のお隣モーリシャス島のお料理★
今日は、とっても素敵な店員さんに出会いました!
レユニオン島にある、モーリシャス島料理が食べられるキッチンカーの中で働いているモーリシャス人の女性です♫
笑顔に癒されました☆
レユニオン島のすぐ東隣にあるモーリシャス島へは、レユニオン島から飛行機で1時間かからずに行けます。
『レユニオン島』より、『モーリシャス島』のほうが、知名度が高いですよね!
インド系(人口の約70%)、アフリカ系、中国系の住民が共存する多民族国家で、言語は、フランスの植民地であった時代が長かったこともあり、フランス語系のクレオールが主流です。料理にもこの多様性が反映しています。
いろんなものを挟んで食べるRoti〜ロティ〜という薄焼き層状パン1枚のクレープです。
どっしりとしたクレープなのでお腹にたまります。
今日のロティに巻いてもらったのは、チキンカレーと、野菜、煮た豆と、レユニオン島でのカリ(カレー)にかかせない辛い漬物のような付け合わせの、ルーガイです。
レユニオン島から伝わったお料理も多いようです。
ロティの他にも、Dholl puri〜ダールプリ〜という黄色い穀物の薄焼きクレープもあるようです。
揚げ物も美味しかったです。
なすの揚げ物と、ポテトの揚げ物など、様々でした。
テイクアウトして、ピクニックしました♫
今年は、クジラがたくさん泳いでいます。
肉眼でも見られます!
写真左側に、クジラがジャンプしているのですが、ちょっと小さいですが、分かりますでしょうか…(^o^)
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フランス人の朝ごはん。
フランスの朝ごはんと言えば、
『クロワッサンとエスプレッソコーヒー』
というイメージは強いですよね。
三日月を意味するフランス語男性名詞のcroissant(クロワッサン)。
三日月型をしているからクロワッサンと名付けられたのでしょうね♫
フランス語の発音だと、『コォワッソン』
クロワッサンと言い慣れているものを、コォワッソンと発音できるようになるまで時間がかかりました…。
写真のカゴの中のパンの左側は、
クロワッサン オ ザマンド〜croissant aux amandes〜です。
クロワッサンをシロップにつけて、アーモンドクリームを挟み、表面にも塗って焼いたパンです。
これが、とっても美味しいです♫
右側のパンは、パイにアーモンドクリームを挟んで焼いたものです。
フランスでは、アーモンドクリームを使ったお菓子がたくさんあって嬉しい!
クロワッサンが一番人気と思っていましたが、
パン オ ショコラ〜pain aux chocolat〜
チョコ入りパンを食べている人の方が多い気がします。
写真は、普通のパンオショコラに、アーモンドがまぶされ楽しい食感でした。
四角い形に成型したクロワッサン生地の中に、二筋のチョコレートだけが詰められているパンなので、朝に必要とする糖分にはもってこいです(*^▽^*)
クロワッサンやパンオショコラは、他のパンに比べると安く、1ユーロ〜2ユーロで購入できます。
どちらも、質量がなくお腹が重くならないので朝から食べ過ぎて動きにくなくなったりもしません。
フランス人のシンプルな物の考え方が、朝ごはんの文化にも現れている気がします。
朝ごはんを意気込んで作ることもないですし.…無駄に労力を使うのを嫌うフランス人達が考える事、とても勉強になっています。
今日は、
かぼちゃのアーモンドプードルケーキを作ってみました。
パウンドケーキ1本分です。
アーモンドプードルを60g
と、
卵2個
砂糖100g
はちみつ大さじ1
カボチャを蒸して柔らかくしたもの400g
を混ぜます。
そこに、小麦粉60g
ベーキングパウダー 小さじ1
溶かしバター50g
を軽く混ぜ、
オーブン180度で30分で完成♫
冷蔵庫で冷やして食べるのがオススメです★
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カレーの語源についてのお話♫
幼稚園の入園のスタートが8月18日の予定だったのですが、
なんと、先生方のストライキで8月22日に延期されました…。
日本では考えられない事が普通に起こるので、本当に驚いています!
フランスでは、全ての3歳児がこの時期から、無料で公立の幼稚園に入れる資格を持ちます。
フランス海外県のレユニオン島は、フランス本土より少し早めの入園のようです。
フランス本土では本日9月4日から新学期が始まるようでした。
3歳の娘も、無事に幼稚園に通えるようになり、一安心です。
登園初日、日本の入園式のような式典もなく保護者も先生方も普段着で、とてもあっさりでした。
お弁当も必要ないので、幼稚園の食堂で食べています。
(この食事代は、保護者の収入によって決められた金額を払うことになると聞いています。)
子供達は、自分で選んだ好きなキャラクターのバックを背負って登園です。
バックは十人十色で、みんなとっても可愛いらしい♡
娘だけでなく、女の子たちには、アナと雪の女王がやはり一番人気のようです!
今日は、久しぶりのブログということで、
少し長くなってしまいますが…カレーについてのお話をしたいと思います。
今まで、カレーの語源について深く考えたことがなかったのですが、
最近、フランス語の学校が一緒の南インドのタミル出身の24歳のインド人の男の子、
スヴラッジ君と友達になり、
インドのカレーの話を聞きてみました。
スブラッジ君の母国語はタミル語です。
タミル語でkari(カリ)とは、(鶏肉、豚肉、牛肉、やぎ肉e.t.s.)総称して、『肉』の意味だそうです。
転じて、料理の具として「食事」、「おかず」を意味するのがkari(カリ)になるのだとか。一説には、ポルトガル人がインド人の食事を尋ねたところ、インド人は料理の具を聞かれているのだと思いkari「カリ」と答え、ポルトガル人はスパイスで煮込まれた料理名のことを「カリ」と呼ぶのだと思い込んでヨーロッパへ持ち帰った、と言われいるようです。それが英語のcurry(カレー)の語源となり、マサラを使った多くの料理がその名で呼ばれるようになったとされているようなんです。
さて、レユニオン島名物といえば、カレーです。
フランス海外県のレユニオン島のカレーということは、
これぞ♫『フランスカレー』ということになります♫
レユニオン島で生まれ育った人達が使う言語、クレオール語では、カレーの事を、
cari(カリ)と呼びます。
cari(カリ)も、タミル語のkari(カリ)が語源です。
レユニオン島にはインド人またはタミル人が1848年から1882年にかけて、多く移住してきたと言われていますので、影響が強いのですね!
レユニオン島にも、ポルトガル人が間違えたように、スパイスで煮込まれた料理名がcari(カリ!!)=カレー。として広まっていったのではないかと思います。
その理由として、レユニオン島のcariとは、料理方法の名前であり、使う食材は肉に限らず、エビでもマグロでも、肉でも、野菜でも好みによって色々なcari(カリ)ができるということです。
英語のcurry(キュリー)の語源がタミル語のkari(カリ)からきたとも言われている通り、レユニオン島の名物cari(カリ)も、カレーを意味してるということに納得しました。
最近通っている、お気に入りのクレオール系レストランで、
cari thon(カリ、トン)(マグロのカレーです)を食べて、これがとってもおいしくて再現してみました。
2人分
材料
マグロ400g
にんにく2ヶ
玉ねぎ小3つ
トマト小3つ
ターメリック大さじ2分の一
塩少々
こしょう少々
さとう少々
サラダ油大さじ2
combava (コンババ)の皮
日本語で、コブミカン。
無くても大丈夫です。
作り方
マグロ400gを一口大に切ります。
サラダ油大さじ2とにんにく2ケのみじん切りを炒めたあとに、マグロを入れて表面のみを強火で焼き、違うお皿にとっておきます。
同じ鍋に、玉ねぎ3つ分のみじん切りを炒め、次にトマトを3つをダイス切りにしたのを入れ、しんなりしてきたら、
先程のマグロを入れます。
ターメリック、塩、こしょう、さとうを入れて具の少し下までお水を入れて15分中火で煮込みます。
15分後、味見をして、あればコンババの皮を入れて出来上がり❗️
(コンババです)
独特の香りで大好きです。
レユニオン島では、
ごはんと、豆の煮込んだのを一緒にカレーと食べます。
あと、欠かせないのは、
以前も紹介した、カレーの付け合わせの辛い漬物のようなもので、福神漬けの様な存在のルーガイです。
玉ねぎとトマトを細かく切り、水分を取り、油と塩と唐辛子をいれるだけです。
トマトの代わりにアボガドやキュウリで作っても美味しいです。
このお弁当の左上の緑色のものはキュウリのルーガイです。
辛いのが好きな方は、新鮮な唐辛子をいっぱいいれて下さい。
まだまだ、レユニオン島でのカレー研究は続きますが、最近、現地のカレーを上手に作るコツを掴んできた気がします♫
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